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1.92021
【建材のいろは】石膏ボード
火に強く、内装材や下地材として活躍
石膏ボードは、石膏を固めて板状に成型した後、表面に紙を貼りつけたものです。ローコストでありながら非常に丈夫であり、断熱性や遮音性に優れているのも特徴のひとつで。壁や天井の内装材・下地材として広く使われています。石膏は多量の結晶水を含んでいるため耐火性があり、火に触れると空気中に蒸気が放出されて熱を吸収する仕組みです。
石膏ボードは別名プラスターボードともいいます。英語表記ではPlaster boardやGypsum board(ジプサム ボード)といいます。石膏は水を混ぜることで固まる性質があります。美術教室などに置かれている石膏像も同じ性質で作られています。
石膏ボードは火に強い反面、割れやすいという欠点もあります。また、ネジやクギが効かないため、石膏ボードの上から何かを取り付ける際はボードアンカーなどの金具を取り付ける必要があります。ボードアンカーはスクリュー状の刃を持つ金具でアルミ製や樹脂製のものが主です。
■化粧石膏ボード
石膏ボードの表面に木目などの柄のシートを貼ったり、表面に凹凸を付けたものを化粧石膏ボードといいます。木目調の石膏ボードは和室でもよく使われています。また、石膏ボードに気泡のような孔をあけた石膏ボードは安価で手に入るので、学校の教室や事務室など面積の広い天井で使われています。
■石膏ラスボード
石膏ラスボードは塗壁の下地に使用される、孔がたくさんあいている石膏ボードです。左官材料の付着を良くするために孔があけられていて、石膏用のブラスターなどを塗った上にさまざまな上塗りが施されます。施工性・耐火性・防火性・遮音性などに優れています。
■シージング石膏ボード
洗面所やキッチンなど湿気の多い場所に使われる防水性の高い石膏ボードです。石膏と表面の紙に防水加工が施されています。そのため、水分を含んでも変形が少なく耐水石膏ボードともいわれています。
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